この矢掘孝一は所謂アウトフレーズの達人でアラン・ホールスワースやスコット・ヘンダーソン、ビル・コナーズ等と同様なギタースタイルで共通点はその浮遊感や素早いパッセージのフレーズを繰り出して緊張感のあるアドリブソロを展開している。
バンドとしてはFRAGILEやFAZJAZ.JP棟でそのテクニックが遺憾無く発揮されている。
アラン・ホールスワースとの相違点はと言うと先ずはアラン・ホールスワースはローランドギターシンセサイザーユニットは使用しておらずシンクラビアで通常のエレクトリックギターはディストーション、コーラス。ディレイマシン、ピッチシフターにボリームペダルを繋ぎ広がりのあるオーケストレーションサウンド的な効果を与えている。またギターのアームの使い方はアラン・ホールスワースはアームアップをしながら音程に浮遊感を与えているが!矢堀孝一はアームダウンにビブラートを加えていて音程の変化を与えてよりテンション感覚を加え浮遊感に緊張感を与えているのであるが、このアームユニットのセッティングが違うのでしょうか?この辺が違います。
私などはこのタイプのギタリストは日本からは出て来ないなどと考えていたのではあるが!いい意味で裏切られた感じであり嬉しい限りなのであるが!
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